『死角 オーバールック』

こんにちは。小林さゆりです。
こう毎日暑いと関東地方も梅雨明けした気がしてしまいますが、まだですよね。

ネットで評判になっているけれど個人的にあまりおもしろくなかったなという本が続いたので、記事を書けずにいました。
毎週書くぞと、ひそかに意気込んでいたというのに……

さて、マイクル・コナリーのボッシュ・シリーズ最新作『死角』を読みました。
好きなシリーズなのでわくわくしながら読みはじめたんですが、読後感としては正直、ちょっと物足りなかったです。
出汁があまり出ていなかったというかなんというか。



マルホランド・ダムの展望台で処刑スタイルで殺害された死体が発見され、殺人事件特捜班に異動したばかりのボッシュは新しいパートナーとともに捜査に乗り出す。
被害者が医学物理士で、放射性物質に直接アクセスできる立場であったため、即座にFBI戦術諜報課が介入してきた。
現場に現われたのはレイチェル・ウォリング特別捜査官。
というわけで、ボッシュとレイチェルは公私ともにぎくしゃくしながら事件解明に向けて動き出すのだが…・・・


セシウムが大量に持ち出され、テロリストの仕業ではないかとぴりぴりするFBI側と、あくまでも殺人事件の犯人を見つけ出そうとする市警側、というかボッシュが対立し、前半はそのごたごたがつづく。

真犯人を見つけ出すボッシュの粘りはよかったのだけれど、
キズに代わって新たに相棒になったキューバ系アメリカ人との関わりをもっと書き込んでほしかったなと思います。

前作でも思ったけど、レイチェルがいやな女にしか思えなくて、今回もイライラ。
今後も登場するのでしょうか。
あのいけすかないキャラは変わらないのでしょうか…・…
(小林さゆり)




死角 オーバールック (講談社文庫)
講談社
2010-12-15
マイクル・コナリー

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この記事へのコメント

2011年07月07日 11:52
新聞連載だったせいか、見せ場はかなり頻繁に出てくるけど、いつもにくらべるとかなり短かくて、ちょっと物足りなかったな~。
ガイガーカウンターをちゃんと使えないボッシュに老いを見た。ハラハラさせんなよ!
レイチェルはたしかに感じ悪いよね。でもボッシュはああいういけすかない女が好きなんじゃない?
小林さゆり
2011年07月07日 16:31
そう、ものすごいうっかりミスなんですよね

それに、あんなに頑固じいさんだったっけ?

男から見るとレイチェルは魅力的なのか、それともボッシュの好みが特殊なのか……

男性からのコメント大募集ですね
高橋知子
2011年07月07日 18:52
中篇(←コナリー作品の基準で)を読む気分で読んだからか、たまにはこういうコンパクトなのもいいなと、けっこう楽しめました、わたし。
レイチェルは小説に登場するキャラとしては、おもしろい存在だと思うけど、身近にいたら嫌かも。

扶桑社ミステリー通信の「名探偵たちの年齢」というコラムで、ボッシュについても書かれているけれど、きちんと歳をとらせているボッシュを、今後コナリーがどのように描くのか興味ありますね。娘にバトンを渡すのだけはやめてほしいなあ。

扶桑社ミステリー通信
http://www.fusosha.co.jp/mysteryblog/
小林さゆり
2011年07月07日 20:19
ボッシュとしゃべってるときのレイチェルの受け答えがかわいくなくてね

かわい子ぶられても困るけど、もう少し、なんていうか……いい女だな、と思わせるキャラでいてほしいな、と。

扶桑社ミステリー通信、読んできました。
なるほど。時代の流れと登場人物の年齢はきっちり適合させなくてもいいのではないかとわたしは思いますけどね。

だけど、老眼鏡ってべつに隠す必要ないと思います。

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